よくあるご質問

よくあるご質問と透析関連用語集

Q: 腎臓病とは?

A 腎臓病(CKD)の原因は様々なのですが診断には血液検査を初めとする検査と自覚症状などから腎臓病が判明します。現在、千腎協が行っている「腎臓病を考える会」では検査で注意が必要などと言われた腎臓病(CKD)予備軍の方が多く講義をお聞きにいらっしゃいます。腎臓病(CKD)や透析にならない為にNPO千腎協では啓発活動を行っています。その一つが「腎臓病を考える会」です。皆様、今年も「腎臓病を考える会」を開催致しますので是非、お聞きにいらしてください。これまでの「腎臓病を考える会」では参考になったと言うご意見が多く聞かれました。

 

Q: 人工透析とは何ですか?

A 腎臓病は進行すると慢性腎不全状態となります。腎不全を放っておくとやがては命を落とします。亡くならない為には人工透析治療で腎臓の代用をすることです。現在、人工透析治療は血液透析(HD)・腹膜透析(CAPD)在宅透析(HHD)などが有ります。

 

Q: 透析治療の種類は分かりましたがそれぞれの透析治療の長所&短所を教えてください?

A ①血液透析は週3回1回4時間~5時間、透析施設で透析を受けます。長所は病院で全てやってくれるので他の透析と比べると楽では有りますが短所はお勤めと両立するには夜間透析を選択することになります。
②腹膜透析は自宅と会社で透析液(病院でもらいます。)を交換します。長所はお勤めの方にお勧めの方法ですが短所はあまり長く続けられないのでまた何年かすると血液透析に戻ってしまいます。
③在宅透析は自宅で(週5回か6回血液透析を行います。長所は毎日透析するのであまり老廃物が溜まらず体のコンディションが大変良いことです。短所は機械の設定から穿刺まで全てを自分で行わなければならないことです。また介助者も居なくてはなりません。)

 

Q: 人工透析を終わることは出来ませんか?

A 人工透析を終わることは出来ません。一度透析を始めたら腎臓移植をしない限り一生、透析を続けなければいけません。勿論、災害時も透析しなければなりません。でもご安心下さい。千腎協では災害対策を常に考えております。透析医師会や行政、病院とも連携を取り必ず透析が出来る様にします。

 

Q: 腎臓移植を受けるにはどの様にしたら良いのですか?

A まず、掛かっている病院にご相談下さい。その後、移植待機患者に登録されます。そして、適合者が見つかったらいよいよ移植に移ります。移植が出来る病院は千葉県内にも幾つか在ります。移植後は免疫抑制剤などの服用は有りますが千腎協でも移植をした方が元気に活躍しています。

            透析関連用語集

APD

APDAutomated Peritoneal Dialysis(自動腹膜透析)の略称で、腹膜透析(PD)の一種です。就寝中に器械を使って自動的に透析液を交換する方法です。

BMI

Body Mass Indexの略称。身体質量指数。身体測定法の一つで、(体重:kg)/(身長:m)×(身長:m)で求められます。メタボリックリシンドロームが啓発されるにつれて有名になった肥満度の判定方法の一つでもあり、BMI指数の標準値は22.0です。

CAPD

CAPDは、Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis(連続携行式腹膜透析)の略称で、腹膜透析(PD)の一種です。CAPDは体内の腹膜を利用して24時間連続した透析を行います。自宅や職場、学校などで行えます。

CCPD

CCPDは、Continuous Cycler Peritoneal Dialysisの略称で、腹膜透析(PD)の一種です。腹膜透析(PD)液の交換を一定時間毎に行なう装置(サイクラー)を使います。

CKD

CKDChronic Kidney Diseaseの略称で、慢性腎臓病を指します。CKDとは、尿たんぱくなど、腎障害を示す所見か、腎機能が60%以下の状態が慢性的に(3か月以上)続く状態で、放置したままにしておくと、末期腎不全となって、透析療法や腎臓移植 が必要となります。また、脳梗塞や心筋梗塞との関係も高く、全世界でCKD対策が進められています。

HLA

免疫を担当する白血球の組織適合抗原のことです。体の免疫反応の主役ともいえる存在で、腎臓移植 の際に、提供者(ドナー)と被提供者(レシピエント)のHLAを合わせることで拒絶反応を予防することができます。

アドレナリン

エピネフリンとも言います。副腎髄質から分泌されるホルモンの一種で、血液の循環状態を調節します。

インスリン

すい臓のランゲルハンスβ細胞から分泌されるホルモンの一種です。血糖を下げる役割を持ちます。糖尿病と深い関わりを持っています。

エリスロポエチン

腎臓でつくられるたんぱく質の一種。エリスロポエチンは赤血球の産生を促すので貧血の治療に使われます。

カテーテル

体腔より体液や血液などを排出、注入するための細い管。

カリウム

筋肉や神経の正常な活動を助けるミネラルの一種。腎臓の機能が低下すると余分なカリウムを除去できなくなります。カリウムが体内に溜まると高カリウム血症を招き、不整脈や血圧の低下、最後には心拍停止などの重篤な症状を引き起こす場合があります。

カリウム吸着剤

薬剤の一種で、腎臓で排泄できなかったカリウムを消化管内で吸着させて便に排泄させる働きをします。

カルシウム

骨、歯、体の組織をつくっているミネラルの一種。骨を丈夫にします。

急性腎炎

急性に発症し、腎機能の低下を伴った血尿、むくみ、高血圧、たんぱく尿などを特徴とする腎炎

急性腎不全

大量の出血や脱水、薬物などが原因で急速に腎臓の機能が低下したために起こる状態。

拒絶反応

移植された臓器を体が受け入れない状態。

グラフト

「グラフトする」とは、あるものを別のものにつなぐことを意味します。腎臓病関係では、通常人工血管を動静脈につなぐこと、あるいは人工血管そのものを「グラフト」といいます。

グルカゴン

すい臓のランゲルハンスα細胞から分泌されるホルモンの一種。血糖を上げる役割を持ちます。

クレアチニン

筋肉が活動する際にできる老廃物の1つ。腎臓でろ過されますが、ほとんど体内に再吸収されずに、尿中に排泄されるため、腎機能の測定に使用されます。

クレアチニン・クリアランス

腎機能の程度をみるための評価法の一つです。正常の腎機能を100%とすると、これが10%以下(クレアチニン・クリアランスで10mL/分以下)になった場合、透析導入を考慮します。12時間の短時間の尿を測定する方法と、1日の尿をすべて採取する24時間蓄尿があります。

血圧

血管の内側にかかる血液の圧力。血圧は健康状態、年齢、精神的・身体的ストレスの強さで変化します。

血液透析(HD

血液透析(HD)と略されることもあります。週3回専門の医療機関に通院して行う治療法です。血液を体の外に取り出し、器械を使って体にたまった余分な水分や老廃物を取り除きます。1回の治療時間は4時間程度です。

血管の石灰化

血管に血液中のカルシウムが沈着すること。狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患や脳血管障害の原因として注目を浴びています。

血中クレアチニン

血液中のクレアチニンのことです。クレアチニン産生量は、筋肉総量と比例します。血液中のクレアチニンの濃度は腎機能によって決定し、腎機能が低下するとクレアチニンは尿に排泄されず、血液中の濃度が増加します。

血糖

血中のブドウ糖。糖尿病患者さんの中には、血糖を正常に保つために薬が必要となる人がいます。症状が軽い人は、適切な食事療法と運動療法だけでコントロールできます。

血尿

尿に血液が混入している状態です。慢性腎炎では、顕微鏡でみて、赤血球が混じっていることがわかる程度のことが多く、初期の徴候として重要です。

献腎移植 (けんじんいしょく)

心停止あるいは脳死された方が腎臓提供者となる腎臓移植です。腎臓提供者は日本臓器移植ネットワークに登録される必要があります。

降圧剤(こうあつざい)

血圧を下げる薬です。腎臓が悪くなると、体の中を循環する血液量が増えて血圧が上がります。様々な種類があります。

高カリウム血症

血清カリウムが 5 mEq/L以上(正常値は3.55.0mEq/L)になると、高カリウム血症となります。6.0 mEq/L以上になった場合は食事に対する注意が必要です。6.5 mEq/L以上になると余分なカリウムを排泄するための薬物療法が必要になります。

高血圧()

血圧が高い状態。血圧をコントロールする腎臓と高血圧は深い関係にあります。

高血糖

血液中のブドウ糖が高い状態。

コルチゾール

副腎皮質から分泌されるホルモンの一種です。糖質やたんぱく質脂肪の代謝に 影響します。

 

サイクラー

腹膜透析(PD)液を規則的な周期で交換する器械。

残腎機能(ざんじんきのう)

主に透析治療を開始した後に、残されている腎臓の機能のこと。

糸球体(しきゅうたい)

腎臓の中にある毛細血管の集まりで、汚れた血液をきれいにするフィルターの役目をしています。

糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)

糸球体に起こる(感染によるものではない)炎症。

死体腎臓移植

心停止あるいは脳死された方が腎臓提供者となる腎臓移植です。腎臓提供者は日本臓器移植ネットワークに登録される必要があります。

シャント(内シャント)

血液透析(HD)を行うために動脈と静脈を連絡して静脈を膨らませ、太い針を刺せるようにするためのもの。

腎臓移植

移植外科医が手術を行い、別の人の健康な腎臓を患者さんの体に移植することです。

腎盂腎炎(じんうじんえん)

腎臓の中にある尿管に続く空間に起こる炎症のことで、通常は細菌の感染が原因であることが多いです。

腎結石(じんけっせき)

腎臓の中にできるカルシウムやリンなど水に溶けにくい成分の結石のことです。

腎硬化症(じんこうかしょう)

高血圧や動脈硬化症などによって腎臓の細い血管が硬くなり、血液が流れにくくなる病気です。

腎静脈(じんじょうみゃく)

腎臓で浄化された血液を心臓にもどす血管のことです。

腎生検(じんせいけん)

腎臓の組織の一部をとり、顕微鏡で調べる検査です。腎生検により、腎臓病の確定診断ならびに障害の程度を推し量ることができます。

腎臓機能の割合

血液検査と尿検査により、腎臓の機能がどれくらいはたらいているかの割合がわかります。

腎動脈

心臓から腎臓に血液を運ぶ血管のことです。

腎嚢胞(じんのうほう)

腎臓内に尿が詰まった小さな袋ができている状態。正常な状態では嚢胞はできませんが、数が多くなければ危険はありません。

生体腎臓移植

健康な血縁者が腎臓提供者となる腎臓移植です。なお、最近は配偶者間の生体腎臓移植 も増加しています。

生着率(せいちゃくりつ)

移植された臓器が機能する割合のことです。

赤血球

体中に酸素を運ぶ役割を果たしている細胞で、ヘモグロビンを多く含むため赤く見えます。

特殊化した組織で組立てられて特定の働きをする、身体の構成部。心臓、肺、 肝臓、腎臓などがあります。

ソーシワルワーカー

社会保障なども含めた医療全般について、カウンセリングする専門家。

ダイアライザー(透析器)

腎不全患者さんの血液から老廃物を除去する人工の膜で作られた装置。

脱水

過度の発汗や下痢などの原因により体内の水分が欠乏する事。

多発性のう胞腎(たはつせいのうほうじん)

腎臓にのう胞(液体がたまった袋)がたくさんできて腎臓を圧迫し、腎機能が低下する遺伝性の病気です。

たんぱく

体の組織をつくるため、必要な三大栄養素(脂肪、炭水化物)の一つで、古くなったり痛んだりした組織を取り替えるための栄養分でもあります。健康に過ごすには、食事からたんぱく質を適度に摂取する必要があります。たんぱく質には、動物性と植物性とがあります。

たんぱく尿

糸球体を構成する細胞が傷害されると、ろ過機能が低下して、たんぱく質が尿にもれてきます。この状態をたんぱく尿と呼びます(腎臓病でなくても、一時的に運動や姿勢でたんぱく尿がみられることがあります)。

適正

透析がどのくらいうまく働いているかを表わす指標で、適正さを測定するには、水分や 老廃物が血液中から充分に除去されているかどうかの検査を行ないます。

電解質

水や溶液に溶けて、電離して陰陽のイオンを生ずる物質です。人間の体液中にもナトリウム、カリウム、リン、カルシウム、マグネシウム、クロールといったさまざまな電解質が溶け込んでおり、体の恒常性を保つ作用をしています。

透析

腎臓の代わりに膜を使用して老廃物や余分な水分をろ過し、浄化する事。透析には、生体膜である腹膜を用いる腹膜透析(PD)と中空糸の人工膜の束を集合したダイアライザー(透析器)を用いて、透析を行なう血液透析(HD)とがあります。

透析液

血液透析(HD)や腹膜透析(PD)に使用される電解質、アルカリ化剤(酸性に傾いた体内を中和する)を含んだ溶液。

透析センター

透析を必要とする患者さんが透析治療を行なう場所で、医師、看護師、技士、栄養士、薬剤師、社会福祉士などメディカルスタッフが一体となった医療チームが透析患者さんをサポ-トする場所でもある。

透析を始める時期

血清クレアチニンで8mg/dl以上、クレアチ二ン・クリアランスで1分間に10mL以下が透析開始の1つの目安となる(1996年厚生省ガイドラインより)。一般的に、腎臓の機能が10%以下になると代用腎治療(透析、移植)が必要となる。国際的なガイドラインK/DOQIKidney Disease Outcomes Quality Initiative 2000)ではクレアチ二ン・クリアランスが1分間に9-14mLになったら透析を開始するべき一つの基準とされている。

糖尿病

血液中のブドウ糖(血糖)濃度が高くなる病気。糖尿病は腎臓病の原因になるだけでなく全身の血管障害の原因となり、脳心血管合併症の発生頻度が高度である事がわかっています。

糖尿病性腎症(とうにょうびょうせいじんしょう)

糖尿病による高血糖状態が長期間持続することによって、糸球体障害が起き、腎機能が低下する疾患で、多くの場合高血圧を合併し、それがさらに腎機能低下を相乗的に促進すると言われている。現在、透析へ移行する原因疾患のトップである。

動脈硬化

動脈の内皮側に脂質を含む体内の不要物が付着して血管が硬化する事。

動脈硬化症

動脈の内側にコレステロールなどの脂質がたまり、血管が硬くなってしまう状態です。血管が硬くなると、血液が通りにくくなり、さまざまな脳心血管合併症を引き起こす原因となります。

ナトリウム

血圧の調節に関係するほか、細胞レベルで非常に重要な働きをするミネラルですが、腎臓の機能が低下すると体内に溜まり始め、悪影響を及ぼします。

尿

腎臓が余分な水分や老廃物をろ過し、それを濃縮、排出されたものが「尿」です。

尿管

腎臓から膀胱へ尿を導く管のことです。

尿細管

腎臓からろ過され原尿を濃縮したり、その中に排出された必要な物質を再度体内に取り入れる組織である。

尿素

体内で窒素から作られる最終代謝産物の一種。尿に含まれます。

尿素窒素(BUN

食べたたんぱく質の燃えカスです。本来は尿に排泄されますが、腎機能が低下すると体外への排泄量が低下して体内に蓄積されます。正常値は820mg/dlです。

尿中クレアチニン

尿中に排泄されたクレアチニンのことです。一般的に腎臓での濃縮機能が働きますので、尿中の値は血液中よりも高い値を示します。

尿沈査(にょうちんさ)

尿検査の一つで、尿中に含まれる赤血球や白血球、細胞、円柱(たんぱくの一種で、腎臓に炎症がある場合に尿細管で過剰に分泌される)などの量をみることで、腎臓病の鑑別診断を行います。

尿毒症

血液中に老廃物が溜まり始め、実際に臨床症状が出現した状態。尿毒症の患者さんは、臨床症状として、嘔気、嘔吐、易疲労感、倦怠感などが出現し、浮腫、呼吸困難、体重減少、高血圧、睡眠障害などを示す事があります。

尿毒素

尿毒素自体は身体にとって有害で、貧血、血圧上昇、かゆみなどを引き起こすといわれています。
体の中で産生される老廃物の中には毒性のあるものは、腎臓や透析によって体から除去されなくてはなりません。

尿路

腎臓から膀胱までの尿が通過する道で、尿を集める腎盂~尿管~膀胱へ至る経路。

ネフロン

腎臓の中の糸球体(毛細血管)から尿細管にいたる一つの単位。

のう胞

体内にできる気体、液体、または半固体物質が入っている小さな袋。のう胞は正常な状態ではできません。

ビタミンD

カルシウム、リンの吸収を促進する作用を持つビタミンの一つでその前駆物質は紫外線により真皮下に生成され、肝臓と腎臓で活性化され、始めて効力を示す事になります。

貧血

血液中の赤血球が極端に少なくなった状態。一般に貧血の人は、酸素を運ぶ能力が低下するため、運動能力が低下して、倦怠感や易疲労感(疲れやすい)などの臨床症状があります。

不感蒸泄(ふかんじょうせつ)

人は皮フの表面および吐く息とともに、知らず知らずのうちに水分を出しています。 排尿、排便以外、これを不感蒸泄(ふかんじょうせつ)といいます。

不均衡症候群(ふきんこうしょうこうぐん)

急速で過剰な血液透析(HD)によって、細胞の内外で浸透圧の障害、様々な物質濃度異常が生じて頭痛、嘔吐、筋肉けいれんなどの症状をおこす事。血液透析(HD)を始めたころに起こりやすいといわれている。

腹腔(ふくこう)

腹部の内側を覆う腹膜で囲まれた空間。

腹部膨満感

腸内のガスの増加や腸管の動きの低下によってお腹が張るような症状の事。

腹膜

腹部の内側を覆ううすい膜。

腹膜炎

ある一定量の細菌増殖によって腹膜が炎症を起こすこと。

腹膜透析(PD

自分のお腹にある腹膜を利用して、ここに透析液を貯留して体内の毒素を除去する透析療法です。
お腹の中に透析液を出し入れすることで体の余分な水分や老廃物を効率的に取り除きます。
在宅で行なう事が可能であり、就寝中に器械を使って透析液の交換をする方法(APD)と、1日に数回透析液を交換する方法(CAPD)があります。

プロスタグランジン

動物の臓器や組織にわずかに存在する生理的な反応が活発になる物質で、アラキドン酸から正合成される。 血管の拡張、血圧の変動、炎症などに関与する。

ヘモグロビン

赤血球中に含まれる物質で、全身に酸素を運びます。

膀胱

腎臓から排泄された尿を蓄えておく臓器。

膀胱炎

膀胱に細菌やウイルスなどにより炎症が起きる感染症。

保存期慢性腎不全

腎機能が低下しているが、代用腎治療を必要としない状態です。進行性の腎不全で放置すると、さらに腎機能が低下して、代用腎治療(透析や移植)が必要になります。

ホルモン

動物の体内において、特定の臓器で作られ、血液などにより別の臓器や組織に運ばれて特定の作用を起こす物質。

末期腎不全

保存的に体内の恒常性が維持できず、腎機能が10%未満になった状態のことで、代用腎治療が必要な状態をいいます。

慢性(糸球体)腎炎(まんせい(しきゅうたい)じんえん)

血液をろ過して尿を作る糸球体を構成する細胞に炎症が波及してたんぱく尿や血尿が出る疾患です。無症状であることが多く、健康診断時の尿検査などから発見される場合がほとんどです。尿たんぱく量が多い場合は腎機能が低下する可能性が高くなります。

慢性腎不全

腎臓病や全身疾患によって腎機能が低下した状態で、色々な疾患で起こることがあります。

ミネラル

地球に、自然に存在する物質で、有機質でないもののことです。

むくみ(浮腫(ふしゅ))

余分な水分が溜まるために起こります。むくみを起こす病気は心臓、肝臓、腎臓病、甲状腺などの原因でおこりますが、特に腎機能が低下した際に起こるむくみは顔面や手足に現れることが多いといわれています。体重増加や血圧上昇がないかどうか、併せて確認します。

免疫拒絶反応

移植された臓器などが、もともとの自分の臓器や遺伝子などによって「自分の臓器ではない」と判断され、拒絶されおこる免疫反応です。治療しないと移植された臓器が壊死したりする事があります。

免疫抑制剤

移植された臓器などが、もともとの自分の臓器や遺伝子などによって「自分の臓器ではない」と判断する反応を鈍らせる薬剤です。この薬剤が効きすぎると感染症に対する抵抗力が低下してしまいます。

網膜症(もうまくしょう)

眼球内にある映像を写すスクリ-ンを網膜といいますが、その障害を網膜症といいます。糖尿病による網膜症は、進行すると、視力の低下を来たして失明にいたることもあります。きちんと治療すれば進行をとめる事が出来ます。

薬物療法

降圧剤、ステロイド剤、抗凝固剤などを薬剤を用いることで、腎臓病や膠原病など色々な疾患の進展を遅くすることができます。腎臓病の場合は、腎機能に合わせた食事療法と併用して行ないます。なお薬剤の使用につきましては、必ず主治医の先生と相談して下さい。

リン

健康を保つ上で必要なものの1つで、ほとんど腎臓から排泄される物質です。腎臓の機能が衰えると、ビタミンDの産生が不十分となり、リンの排泄も低下し、高リン血症となり、骨がもろくなります。

ループス

原因不明の自己免疫疾患の一つで、自分の白血球の一つであるリンパ球を主体とする免疫反応の異常により、自分の皮膚、皮下の組織、血液、血管、腎臓、心臓の弁などが障害される病気です。

レシピエント

臓器移植の際に、臓器を移植される側の人のことです。

レニン

腎臓から血中へ分泌されるたんぱく質分解酵素の一つで、アンジオテンシノ-ゲンを分解してアンジオテンシンⅠを合成する働きがあります。さらに肺にあるアンジオテンシン変換酵素などによりアンジオテンシンⅡへ変換されて、これが強力に血圧を上昇させます。

老廃物

体内の色々な代謝により生じた、体内にとって不要な物質の総称です。